『千段』

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詩色々


『まだ見ぬ海』 (詩)

2008.10.11  *Edit 

7/1,000


僕たちの目指す海は、

遠くこの川の流れの遥か先の方。

岩場や滝や浅瀬なんかと戦いながら、

どこまでも見渡す限りの水平線を夢見て、

今日も僕たちは船を操る。

視界いっぱいの透きとおる青や、

日に輝く波頭に思いを馳せれば

幾多の労苦は消えてゆくようで。

ただ、ひたすらこの川を下ってゆけば、

いつかそこに辿り着くのだと、

その希望が、いつも僕たちを奮い立たせる。







「一体、誰が、

この川が海へ続いているなんて言った?

誰が見て来たというのだ?

誰も見て来た者など居ない。

海へと辿り着く前に、途絶えてしまう川もある。

湖に流れ込んだまま、流れを終える川もある。

この川がそのたぐいでないと、

どうしてお前は言い切れる?

お前のしてきたことなどすべて

徒労に過ぎないのかもしれない」







本当は分からない。

この先に何があるのかなど。

ただ。

その、果てまで辿り着いてみないことには、

何があるのかは知りようがなくて、

だから、

待っているのが絶望なのだとしても

それを知るために、

僕たちは行かなくてはならないのだと。






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