『千段』

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詩色々


気まぐれ(詩)

2013.06.19  *Edit 

4/1,000

砂ぼこり
排ガスの堆積
吐き出された唾
あるいはガム
犬猫の糞尿
酔漢の吐瀉物
靴裏の泥

いかに大きく重たい貨物自動車の重量も
いかな寒風も雪も、凍結も
真夏の灼熱も、嵐も全部、受け止めるよりない
そうして無言でひび割れ、磨り減っていく
誰かが敷いたアスファルトの地面


生きて行く、ということと
それは、どれだけ異なるというのだろうか


お前は戦いに敗れた
お前は台無しにした
お前は蔑ろにされた
お前は怠った
お前は罠にかけられた
お前の善意はあだになった
お前は逃げ遅れた
全力を尽くせば報われず
手を抜けば後悔しかなく
怒りに震えるにも
悲しみに暮れるにも
それをぶつける手立てとて見つけられぬ

ろくなことはない
ろくなものではない
そんなものだ
日々などは世界などは大概そんなものだ


だからこそ
灰色に閉ざされた世界の中で
ひっそりと咲く一輪の花の美しさに
お前はどうしようもなく胸打たれる



神の気まぐれ
小さな花が
この灰色の世界のどこかで

時折、咲いて
そして散っていく



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