『千段』

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詩色々


『えたーなる』(詩)

2013.08.06  *Edit 

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たとえば、もし
私が死んだとして
焼かれて灰になって、
肉体も魂も酸素と窒素と二酸化炭素とか、
カルシウムとかに分かれて、分解してなくなってしまっても

貴方と私が過ごした記憶は、
あの時の時間の中に、ずっと残る

時間の流れというものは、
どこにも注ぐ海を持たない大河
或いは、流れ着いた大河を迎え入れて際限なく増殖し続ける海
どんどん流れ去ってすぐに目の前から消えてしまうけれど、
無くなったりはしない
いつまでもいつまでも流れて流れて流れて行く水

私たちの、
笑顔も、涙も、
屈辱も、喝采も、
嘘も、真も、
後悔も、希望も、全部
流れる瞬間の水に、浚われて
溶け込んでいる
時間の中にみんな入ってる


すなわち、
私は、
貴方は、
みんなは、
世界は、
くるくると回るちいさなみずぐるまのようなものだろうか
無邪気に、必死に、
物憂げに、軽やかに、
勢いよく、たどたどしく、
いい加減に、精密に、まわるまわるまわる、車

ほんのひとしずくの涙を、
そこに溶かす、
たったそれだけのために、
くるくると


そしてどんな些細なちっぽけなすべてを
ぜんぶぜんぶ
溶かして呑み込んで、流れる
時間という悠久
尽きることも絶えることもない永久



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