『千段』

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詩色々


『RUNNER』(詩)

2013.08.07  *Edit 

4/1,000


ああなんて、皆皆、ランナーの必死の姿は美しい。

僕はまた、追い抜かれて周回遅れ。
もう、何周遅れてるのかなんて判らないほど。
あのコーナーまでは走ろう、って思うのに、
横っ腹が痛くなったらすぐに歩いちゃう。
気を取り直して次の直線から走るよ、って思っても、
あともうちょっと、ってちんたらしちゃう。
そんな間にもみんなどんどん僕の横をかすめて。

足が速いとか遅いとかじゃないよ。
走ることを選ぶか、選ばないか。
それだけなんだろう。
トラックから降りることも走ることも選べず僕は。

だけどね、ああなんて。
走ることを選んだ貴方も貴方も美しい。
僕だけが澱んでるけど周りの世界は皆輝いていて、
ああそれは、逆よりかどんなに素晴らしいことだろう。
僕がいつか、走ることを覚えてその列に加わっても。
どうしたって追いつけないで、
皆の輝きが羨ましくて、誇らしくて、届きたくて、
もどかしいまんまでそうやって死にたい。


ならばきっとこの世界は、
皆皆美しい横顔で僕を追い越していく世界は、
きっと理想郷。



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